昨年9月に初めて2泊した雲仙観光ホテルは、九州に行く機会があったら泊まってみたいと前から思っていたクラシックなホテル。

歴史を感じさせる木造のホテルは日本では数が少なく九州ではここしかない。
今回は結婚記念日と土曜が重なったのでまた行ってきました。

UKHの全景UKHのライトアップされた玄関前

1935年に外国人向けのリゾートホテルとして誕生し、今年が70周年の年だそうです。
雲仙が日本で始めて国立公園に指定された翌年に出来ている。
「赤屋根、丸太、石組みが印象的な建物。時は移ろい積み重なって今、
往時そのままの華やかでモダンな時代の薫りと、美しい自然の調和を体験いただける
クラシックホテル」とホテルのパンフレットにある。

木造の建物の重々しさ、玄関のドアのガラスは昔の精度だから少しゆがんでいる、
天井が高くてゆったりしたレストラン、見れば見るほど味のあるホテルですね。

UKH307号室UKHのバスタブ

今回宿泊したのは307号室。天井の太い木の梁、飾り皿や壁の絵の数々、と順番に
見ていくとバスルームで何か変わっているのに気が付いた。
そう、バスタブが猫足のクラシックなものになっていた。
聞くと、順次変えていくそうで、このホテルの雰囲気に合っている。

ホテルのライトアップがどんなものか楽しみだった。
玄関前の落ち着いた飾り、ロビーにはサンタが立っている。バーにも小さな
クリスマスツリー。この時期の楽しみの一つですね。

UKHのサンタUKHのロビー


食事は大きな旅の要素ですが、今回は野菜中心のヘルシーなメニューを事前に
頼んでいた。 メニューは後日にご紹介しま〜す。

それから勿論、温泉入浴も大きな楽しみ。
実は日本を離れて3年。帰ってきたときに違和感のある言葉がいくつかあったけど、
その一つに『温泉掛け流し』がある。

この言葉の反対側に循環式があるからなのか、こんな言葉が出たのでしょうね。
このホテルの温泉に関する表示は明解で、実際に入る浴槽の説明がありました。
源泉40に対して水60の割合で加水、1日1回完全にお湯を抜いて清掃、塩素消毒は行っていないなど。決して大きくない浴槽だけにこんなことが出来るんでしょうね。

今回は特に朝食後に入ったので、一人占めでゆっくりと浸りました。