この後はカジノを覗いてみる。出航から1時間、外洋に出るとカジノがオープンする。
4箇所のカジノルームがあり、禁煙の部屋は掛け金が最低1000香港ドルだから16000円と随分高いのでビックリ。でも部屋一杯の人、約8割が女性人。中国の女性は金持ちでギャンブル好き。スロットマシンは20香港ドルだからこれなら手が出せる?

さあ、やっと部屋に入れるぞ。船内見学をしたので遅くなったけど、普通は早めにチェックインすれば出航までものんびり楽しめる。
船室 アドミラルスィート10808号室 シャワールーム
泊まった部屋はアドミラル・スイート。
海が見え、シャワー・トイレ付なのでクルーズとしては充分な広さだ。
部屋に入ったのが日本時間で12時だったので結局バタン・キュー。
残念ながらカジノを試すことなくお休みでした。

部屋の中は想像以上に冷房が効いて寒く何回か目が覚めた。船の構造上の作りで
止めることが出来ない設計なので、ベッドカバーを引っ張り出して寝たけど、部屋でくつろぐにはセーターが無いと寒くて寒くて。

デッキ10 船室の続く廊下 船外の眺め オールド&ニュー香港?

朝食は9時に日本料理のUmigawaで幕の内のような和食を頂いた。あっさりめの味付け。シェフがフィリピン人だから?

部屋で片づけをしているとぼちぼち島影が見えてきたので、船尾デッキに出てみる。下船までの小1時間は回りの景色を見ながら実にゆったりとして、少しだけクルーズの気分が味わえた貴重なひと時でした。

下船も楽し お世話になりました
スター・バーゴのデラックスなクルーズの旅とは中身的にも違うので、クルーズ会社はカジュアル・クルーズと呼んで従来のクルーズマニアとは異なるお客さんを香港の旅のバリエーションとして考えている。
欧米のクルーズと異なり、周りは全て中国人、着飾る場面も無いが、大きな船内で食事、ショー、カジノが楽しめるのでゆったりと過ごせて良かったね。
まだまだ日本語は通じるようにはなっていないが、これから整備されることに期待したい。

マカオも来年には新しいホテルが増えるそうだし、新たな魅力が加わる香港に再び日本人の注目が集まりそうな気配を感じたね。