今回の宿泊は沸蓋(わいた)山麓にある「はげの湯」温泉。
日田インターで降り大山町でランチ、小国町で美術館と記念館と温泉に入る予定で
走り出した。

まずは日田インターで降りて昼食は「木の花ガルテン」のオーガニック農園の
バイキング料理。少し早めに入れたので座れたけど、12時半には団体などで一杯に
なってしまった。農家もてなし料理で有名になった料理は今も人気が続いている。
メニューの豊富さ、どれも美味しかったし、これで1,260円はリーズナブル。

オーガニック農園のバイキング料理和風デザート4種類

ゆっくりのランチを終え、前から気になっていた「坂本善三美術館」に向かった。
古民家と総畳じきの美術館といううたい文句、その建物の雰囲気に惹かれていた。
坂本善三画伯は「グレーの画伯」「東洋の寡黙」と称される抽象画家で、画風は
あまり良く分からない。

坂本善三美術館畳敷きの館内は素敵な雰囲気

美術館の建物は明治5年に建てられた古民家を、彼が愛した生地にある社の域に移築
し、1995年に開館した。かやぶきのような瓦の屋根、畳敷きの床と木の梁の素晴らし
さは想像以上で去りがたい気持ちだった。

次は同じ小国町にある偉人「北里柴三郎記念館」に向かう。
小国の生んだ世界的な医学者、北里柴三郎博士の功績を思い、博士を育てた小国北里
村を見たかった。記念館では小国に寄付した北里文庫や接待用に使った貴賓館、生家
の一部を見学できる。貴賓館2階からは1499メートルのわいた山が一望できる良い場所
にあった。

北里文庫貴賓館2階から眺めるわいた山と町の風景

さあ最終の目的地である、わいた山麓にあるわいた温泉郷へ向かった。
別府・鉄輪温泉並みの地獄が見れるそうだ。