母は今年79歳になるが、長い間O(オー)脚から来る膝の痛みに耐えてきた。水が
溜まるからと手術もしたし、薬を飲んだり、膝の体操などを懸命にやっていた。
僕は単身赴任が長くその努力をあまり見ずに来ていたけど、その母が最近膝が痛い
痛いと言い出していた。

人工膝置換手術数ランキング
人工膝の特許を持っている先生が手術したら
正座も出来るとテレビで紹介していたよと、
母は友人から聞いた。

ハワイに住んでいたときに、知り合いの女性
実業家が交通事故で股関節が複雑骨折したため
人工股関節を入れているという話を聞いていた。
豊富な手術例を持つ先生なら賛成だと母に即答。

僕に調べてくれと母が言ったしインターネットで
調べると、週刊朝日2006年12月29日号で発表した
「人工膝関節置換手術数ランキング」を見つけた。
人工膝とは金属やセラミック、プラスチックなどで
でき、痛んだ膝の部分に置換するもの。


その先生に今日診てもらうため、母は昨日上京した。母が先ほど帰ってきたと妻から
電話があった。先生は遠くから来たからと、本来はもう1回行くところを夕方までに
検査などを済ませてくれた。先生からはもう限界だねと言われたそうだが、親切に
診てもらって喜んでいた。

最近増加している人工膝置換手術だが、殆どはチタン製で膝は伸ばしたままでないと
座れない。その耐久年数は10年とか15年だけど、龍先生の開発した製品は軟骨がポリ
エチレン製で30年持つことを目標としている。

膝関節の老化は女性が9割と言われ、そのほとんどが膝の内側が磨り減るためO脚に
なる人が殆ど。O脚矯正で直ることは絶対無い。母の状態は正にこれと確信した。

今日診てもらった先生は日大板橋病院の龍助教授
7月下旬に入院し、1週間後に手術し、早ければ1ヶ月くらいで退院できるそうだ。
東京だからせいぜい姪とかにも顔を出してもらうし、僕も行くことにしたい。