これまた何年ぶりか妻も琵琶湖が見たいと言うし、14日は滋賀県へのんびりドライブをしてきた。博物館や歴史資料館が無いか観光協会のホームページを調べると野洲市に銅鐸博物館がある。それと時間があるなら、前から行きたかった醒ヶ井の水巡りもと行程を考えた。

琵琶湖西の眺め

10時半に家を出発。京滋バイパス(今は名神高速)を石山インターで降り、瀬田唐橋から琵琶湖右岸に出て、早速湖岸道路沿いの駐車場に車を止めた。琵琶湖岸はいたるところに駐車場があり、釣りをしたり、走ったり、景色を楽しんだり、楽しむことが出来る。しばし、琵琶湖の豊かな景色を満喫する。

琵琶湖右岸沿いの道は「さざなみ街道」と言い、大津から長浜あたりまで気持ち良く走れる。そのさざなみ街道を走り、琵琶湖博物館、琵琶湖大橋を過ぎて右側に曲がり、野洲市にある「銅鐸博物館(野洲市歴史民族博物館)」を目指す。今年7月27日島根県松江市を訪問した際に、荒神谷博物館で銅鐸を見て興味を覚えたからだ。銅鐸は今から2000年前、弥生時代に作られた青銅製の「まつりのカネ」。野洲市小篠原の大岩山から明治14年(1881年)に14個、昭和37年(1962年)に10個、計24個の銅鐸が見つかっている。この中に日本最大の銅鐸があり、近畿地方や東海地方のものも含まれている。竪穴式住居、高床倉庫が復元されている弥生の森歴史公園や、野洲の歴史と民俗を見ることが出来る。

弥生の森歴史公園日本最大の銅鐸(レプリカ)

近江八幡駅近くのケンタで遅めの昼を食べて、近江八幡市の長命寺への手前「白王口」交差点を右折。このあたり「水郷めぐり」の乗り場が多い。するとまた湖が出て来たので、琵琶湖かと思い地図を見ると「西湖」とある。ひとつ早めに右折したため、ここで思いがけず素晴らしい景色を発見。車を止めてぐるっと周りを眺めたが、右に西湖、左は米の稲穂、正面はまっすぐな道のずっと先に「伊吹山」らしき山と、滋賀の米どころの豊かさを感じた一瞬で、本当に素晴らしい。琵琶湖とこの景色の二つは感動モノでしたね。

西湖近くの眺め(遠くに伊吹山?)長命寺〜西の湖 地図