昼食は明治創業の竹屋のうなぎと決めていたが、青い海と長く続く砂浜を見たくて、旧高取邸のすぐそばにある旅館・渚きむら4Fの展望お食事処「唐津茶屋」に変更。妻は唐津茶屋ミニ会席にじゃこ釜飯を追加。僕はイカ造り定食を選んだ。掘りコタツ式小部屋に案内されたが、料理の味も良く、ゆったり過ごせた。

唐津城の石段を上がる昼食後、石垣の散歩道を歩き「唐津城、別名舞鶴城」に入っていく。1602年から7年かけて築城されたが、今の天守閣は1966年に完成したもの。





唐津城 天守閣と紅白の梅

唐津城から見る 高島(宝当神社)や遠く福岡・糸島半島この城は小さいけど、佇まいが美しく、一方が唐津湾に面しているので海城とも言われ、国指定特別名勝の虹の松原が見える。この日はお天気もよく、遠く福岡糸島半島や宝当神社のある高島や鳥島。いやあ本当に素晴らしい景色でした。




人だけが歩ける城内(じょうない)橋と唐津城唐津城を降り、唐津城の駐車場横に橋が見えたので歩いていく。城内橋は歩道橋であり、平成3年に竣工している。丁度その橋に旗を持った一群が歩いてきた。旗を見ると、SWA(佐賀ウォーキング協会)。歩く団体はかなり早足で歩いている。僕たちみたいに自由気ままに歩くことに慣れているとこのスピードは驚異的だ。ともあれ、唐津の一部を見ただけど見ごたえのある半日だった。

唐津城を見てから、予定通り伊万里でコーヒー休憩。有田で古伊万里を見て、最後に武雄温泉で温泉と夕食を取るコースでドライブ再開。

大原松露饅頭の実演が見れた202号線から伊万里に向かう204号線に入りすぐ左側に「大原松露饅頭」(和多田店)の看板が目に入ったので立ち寄る。和唐津の代表的菓子、江戸時代に創業した大原老舗で、店内で1つで食べられると聞き、お腹がいっぱいだったけど二人で3個焼きたてを食べた。ちょうど焼いていたけど、まるでたこ焼きを焼いているようだ。今も創業当時と同じように一つひとつ手焼きする。小さいけど皮が薄く餡が多い。香ばしいのがたまらない。

こんなちょっとした思い付きが旅のアクセントになり、ちょっとした楽しみだね。