<西海橋公園から、西彼杵半島の峠を越え、海に出て、海中炭鉱のあった池島などを見ながら外海(そとめ)地区に走る。

大中尾棚田途中、神浦で棚田百選の大中尾棚田の表示を見て立ち寄るが、時期的にオフのせいか荒れていて残念。ふたたび海沿いに戻り、出津(しつ)文化村へ向かう。





出津文化村前の日浦亭

1時になったので、出津文化村前にある「日浦亭」で昼食を取ることにした。

荒かぶ定食外海定食でドロ様そうめんが食べれる

定食メニューから「荒かぶ味噌汁」と「ドロ様そーめん」を選んだ。荒かぶはカサゴのことだと思うけど、大きな器にいれた豪快な味噌汁。ドロそうめんは、明治時代、外海町出津に赴任したド・ロ神父が村人たちのためにパン、マカロニ、そうめんづくりなどの技術を伝えたことに由来があり、やや太目の麺で、コシがあり、なかなか美味い。ラーメンに近い食感だった。

出津文化村では沈黙の碑を見てから歴史の道を通り、旧出津救助院、ド・ロ神父記念館から出津教会まで歩き、遠藤周作文学館に向かった。

遠藤周作文学館 ステンドガラスが美しい妻が館内を見学している間、僕はライブラリーに入り、作品を少し読んでいた。病気に苦しみながら、病院へのボランティアを率いたり、ミュージカルをやったりと、なかなか多才な人だったようだ。40才のときに書いた「沈黙」と「日本紀行」の2冊を購入して離れた。



黒崎教会文学館の後、沈黙の舞台となった黒崎地区に立つロマネスク様式の黒崎教会に立ち寄った。黒崎教会はド・ロ神父が手がけ、1919年に出来た。資金難もあり計画から22年、信徒達も含め苦難の末完成しているのが信じられないほど。建物は全壁赤レンガの重厚な造りで、マリア像が優しく角力(すもう)灘を見守っている。

黒崎永田湿地自然公園3時になったので小浜・雲仙に向かったが、湿地公園が見えたので、少し歩いてみた。この黒崎永田湿地自然公園は2003年4月にオープンし、750mの木道が設けられ、希少な野鳥や昆虫が観察できる。昭和40年代から農業の機械化と水稲の減反政策により、遊休・荒廃化した約10haの水田跡地を、出来る限り多様な自然に変えることで、生息する生き物の種類が増えるようにしている。