昨日は2時前に家を出て久留米市田主丸町に出かけた。田主丸は車で約1時間、大分道高速道路「甘木インターで降り、筑後川を越え、耳納(みのう)山系の間に位置し、巨峰葡萄などの産地。恵まれた自然の食材を活かしたレストラン、温泉、ワイナリー・日本酒醸造会社などがある魅力あふれる町。

そよ風ホールは八割の入り会場は2004年3月に竣工した田主丸のそよ風ホール。満席で498席だかr、ほぼ8割の入りだろうか、地方にすれば良く入ったほうではないか。入場料はたった2千円。当日に購入したので最後列だった。





上田正樹のハートフルコンサート7時、いよいよ始まる。オープニングは「ホンキートンク」(Rolling Stone)、「助けてくれ」(Beatles)、「苺畑よ永遠に」(Beatles)、「ホテルカリフォルニア」(Eagles)と1970年代の世界的なヒット曲で始まった。
そして、自作の曲に入った。「大阪に出てきて」、「かわいい女と呼ばれたい」、「大阪ベイブルース」、「オープンザドア」を、自身の京都から家出して始まった話を織り交ぜながら、歌った。
ここから世界に出て行った上田の思いを聞く。マハトマガンジーやマーチィンルーサーキング、JFケネディ、ジョンレノンを偲ぶ「トリビュート・ソング」、インドネシアの津波被害を悼む「雨の涙」、反戦歌という「メリーゴーラウンド」、ボブディランの「風に吹かれて」と続いた。休憩もせずにどうやら最後まで歌いそうで、急いでトイレに行った。
「リーンオンミー」(僕にもたれてかな)、「フォレバーピース」(2002年インドネシアで大ヒットしたそうだ)、最後は藤山直美のリクエストで作ったという「星空の下で」で終わる。
セレモニーのアンコールは嫌だと、大きな拍手にすぐにステージに戻り、サッチモの「ワンダフル・ワールド」、ジョンレノンの「イマジン」まで一気にやりぬいたライブでした。
終了したのが9時。ちょうど2時間、休み無しのコンサートは、最後の5曲くらいがやっと記憶の中にある上田節のノリが出てきたかな。

日本の中だけのコンサートに満足せず、アフリカやアジアに出て行ったり、地域おこしに関わって行きたいという上田正樹の気持ちの動きを感じながらコンサートを楽しんだ。知人に誘われて田主丸に出て行ったけど、充実した一日となった。