福岡県立図書館は箱崎宮前にあり、本の返却日が7月9日なのでひょっとしたらと祇園山笠の行事を調べると、この日に「お汐井取り」があるのが分かった。福岡に来て4年経つが飾り山笠しか見たことがないので行ってみた。

地下鉄「箱崎宮前」で下車し、参拝道に出るとすでにそれなりの人出だった。とりあえず本を返却してから、箱崎の浜に向かった。既に最初のほうの「流」は戻って来てすれ違ったが、リラックスしている。国道を渡って浜に到着して撮影するための場所を撮って流の到着を待つ。

先陣の声が遠くから聞こえてくる。「おっしょい、おっしょい」のかけ声とともに浜に入ってくるときの緊張感が凄い。ピリッとした空気が伝わってくるのが良い。

土居流の先陣が到着恵比須流も到着

かしわ手を打って沈む夕日に向かって一礼して、後ろと交代していく。狭い浜に降りて、清めの砂を「お汐井てぼ」と呼ばれる竹製のかごに入れている。この砂を山を舁く前に体に振りかける。山笠の行事を少し肌で感じることが出来たかな。

夕日に向かってかしわ手狭い場所で清めの砂をすくう

家族揃ってにたくさんのカメラの列子供達の法被、締め込み姿がなんともいえずほほえましくてよいね。何枚か写真を撮ってみた。





中洲の人形小路(しょうじ)終わって、地下鉄「中洲川端」に出て、人形小路で軽く飲むことにした。中州の中で最も古い小路で、小さなお店が連なっているのを最近聞いて行ってみたかった。とりあえず「みそしるの田」に入り、ゴーヤの塩こんぶ和え、豚の串かつ、じゅんさいの梅肉酢などを頼み、焼酎は芋「薩摩おごじょ」のお湯割りをジャズを聴きながら楽しんだ。ゴーヤがストレートに食べるのはなかなか美味しかったが、肝心の味噌汁は飲まずで、また来たい店だった。


天神まで歩き、新天町の飾り山笠を見て、スタバで珈琲を飲んで帰った。初めて山笠の行事を見て心地よい気分で家路に着いた。

山笠「ゲゲゲの鬼太郎」飾り山笠「源平合戦」