2泊3日なので中日の1日しかないので、28日は朝のうちに新市街「おもろまち」に2007年11月1日オープンした沖縄県立博物館・美術館を訪ね、午後は壺屋町のやちむん通りを歩くことにした。

「県庁前」からモノレール線ゆいレール一日券(600円)を購入し、8分で「おもろまち」下車。

おもろまち駅前の広々とした景色 おもろまちは1987年に米軍から返還され、サンエイ那覇メインプレイス、DFSギャラリア免税店などのショッピングゾーンや総合運動公園を中心にした新市街地。駅前から博物館・美術館までは徒歩10分、広々とした空間にはのんびりした時間が流れていた。

県立博物館・美術館の外観 今回は時間もあまりないので美術館だけにして、常設展示のみ見学。ロビーを挟んで博物館と美術館が左右に分かれている。県民ギャラリーでパッチワークの作品展示を見つけて見学し、久しぶりにハワイアン・キルトの大作も見ることが出来た。

館内は広々で、美術館への入り口は明るい 常設展では沖縄や沖縄県ゆかりの絵画や彫刻など現代美術作品の展示を見る。1回から3階まで吹き抜けになって全体を明るい光が注いでいるので、オブジェがゆったりと展示されていた。

屋外には穀物などを保管する高倉、赤瓦づくりの民家、シーサーや灯篭、県庁舎建設時に発掘された湧田窯などが展示されていた。

市場本通りは変わらない風景 菓子の松原屋でやぶれまんじゅうやサーダーアンダギーを買いました DFSギャラリアで休憩してから、ゆいレールで「牧志」に移動し、市場本通りなどをブラブラ歩き、ホテルで食べる菓子類を物色してから公設市場に向かった。
牧志公設市場の2階にあがり沖縄そばの店「がんじゅう堂」で昼食を取ることに。

沖縄そばのがんじゅう堂 がんじゅうとは元気という意味とのこと。妻は豚足のてびちそば(小550円)、僕は沖縄チャンポン(550円)を頼む。昼はジューシー(炊き込みご飯)と漬物がサービス。



僕は沖縄ちゃんぽんを頼みました なぜ沖縄ちゃんぽんを頼んだかと言うと、仲村清司の本に、沖縄の人が本土でちゃんぽんをたのむと麺がでてきてビックリしたと紹介されていたから。


野菜を炒めて、ポークを短冊に切って入れて、溶き玉子を流し込んでからめ、アツアツのご飯にかけて食べる。それも必ず皿に盛り、スプーンで食べる。まさにその通り出てきた。

壷屋町のやちむん通りの案内板 昼食後、少し歩きすぎたが、平和通りに戻り、壷屋やちむん通りを歩いた。




壷屋町のやちむん通りのお店 長さ約400m、1996年の壷屋焼物博物館の完成に併せて、強い地域の声でアスファルトではなくS字型の琉球石灰岩の石畳道にしたそうだ。赤い瓦や木造の工房や販売店とマッチした景観を作っている。

ひめゆり通りまで抜けて、マクドナルドで休憩して来た道を戻り、「 那覇市立壷屋焼物博物館」を見学する。

壷屋焼物博物館 特別展「壷屋焼 近代百年のあゆみ」はパスして、常設展を見学。ゆいレール一日券で入場料(@315円)が2割引きに。沖縄での陶磁器の歴史、壷屋焼の特徴的な作品と技法などを紹介している。

県庁付近の湧田や首里などの窯を壷屋町に集めた歴史や、戦後の煙害で読谷村に移った経緯などを理解することが出来る。

やちむんから国際通りに抜けて、ぶらぶら歩いて5時前にホテルへ戻った。さあいよいよ楽しい夕食の時間だ。どこに行こうか。