堂島川の景色も一新している待ちに待った「コルテオ」大阪公演を、帰省に合わせて8月12日16時から見ました。会場は大阪中之島に特設された巨大テント。大阪ロイヤルホテルや国際会議場のすぐそばに公演会場が設営されていた。周囲の景色は久しぶりに訪れたが全く一新されて驚きました。

巨大なテントが中之島に立っていた公演会場内は写真撮影禁止なので、公演の始まる前などを中心に写真を撮りました。「コルテオ」公演は第一部が1時間、休憩30分を挟んで、第二部も1時間、合計2時間半。18時半終了予定。



ダイハツの車がペインティング特設会場最初のテントは関連グッズと飲食物関係を販売している。中央にコルテオをプリントした車が陣取り、来場者は記念撮影している。



トイレはテント外にあり、数は多い。野外に並ぶのは暑くて不快だが、意外にスムーズで問題はない。

コルテオ・ショップには人だかり会場への飲食持ち込みは駄目としつこくアナウンスがあるので飲み物とメロンパンを買い、妻はパンフレット(2000円)を買っていよいよ会場に入る。



僕らの席はCゾーン16列7・8番で、後ろから4列目だが思ったより舞台が見える。
テントの会場は円形で真ん中に舞台があり、観客は両側から見ることになる。舞台は透かしのスクリーンで覆われているが何やら幻想的な雰囲気を感じさせている。 公演10分前にはたくさんの演技者が出てきて、通路を歩きながら観客を楽しませてくれる。拍手をしたり、何をするか固唾をのんだりと、いやでも期待が膨らんでくる。

さて16時半になりいよいよ開始。シャンデリアにぶら下がってくるくる回り、ベッドの上で跳びはねる。ブランコ、箱型鉄棒、シーソー、トランポリンや空中ブランコなど、肉体の美しさや力強さがとても素晴らしい。

「コルテオ」は一人のクラウン(ピエロ)が思い描く大行進、祝祭のパレードというストーリーを、アクロバットとコミカルな演技で演出している。そして、ミュージカルの様に観客席に陣取ったミュージシャンたちの演奏がショー全体を盛り上げて素晴らしかった。

2002年ラスベガスのベラージョホテル内のシルク・ドゥ・ソレイユ専用劇場で「オー」を見ています。プールを使った水のショーはサーカスとは言っても美しさも備え感動をすら覚えただけに、コレテオに対する期待は大きかった。そういう意味では、コミカルなはずの場面でうつらうつらとしてしまう箇所が二、三回あったのは残念だったが、全体を通してはフランスのしゃれた雰囲気と、昔ながらのサーカスを演出したのではないかと感じた。

大阪公演が終わると、東京に戻り、来年2月から福岡、仙台と続くので、チャンスがあれば是非ご覧あれ。