福岡県八女郡矢部村には1年前から10回以上通っているが、行く度に新しい発見がある。今回は福岡天神で集合してバスで約2時間で、矢部村役場に到着した。高速道路・基山SAで休憩し、広川ICから黒木町経由で矢部村に向かう。
バスの車内で、「むかご」談義になった。むかごは関西にいるときは知らなかった食べ物で、福岡に来たときに近くの自然薯を出す店で隣のひとたちから炒めたむかごをもらったのが初体験で、その後、むかごご飯を食べたことがあり、美味しいものです。そのむかごが自然薯や山芋の蔓の途中に出来るイモ(球状の芽)とは知らなかったと話したら、他にも同じように知らなかったという会話で大いに盛り上がりました。
トンネルを越えると日向神ダムが見えて、いよいよ矢部村に入るが、矢部川上流にあるダムでこんなに水位が下がっているのを初めて見た。降りそうで最近は殆ど雨が降らないそうだ。
今回の目的は村内の直売所や加工場、売れ筋商品の試食と意見交換会だったが、現地で予定に無い森林組合の国産材加工施設も見学した。加圧注入した加工材が倍以上に重くなったことに驚いたり、余った木材を木炭にしたり、旋盤で木を削ったりする現場を見せてもらったが、普段目にすることの無い木を削った切れ端から年輪を数えるだけでワクワクする。


昼食は秘境杣の里内にあるル・クレソンレストランで「ソマリアン・カレー」を取った。福岡に来た頃、これもアフリカかどこかのカレーだと思い込んでいたソマリアンカレーが杣の里で作ったとは想像できなかったのを覚えている。昼食後、矢部村で販売している商品を試食させてもらったり、意見交換会を行った。
終了後は矢部村を初めて訪問した人もいるので、少し村内を案内してもらった。
まずは、5年に1度、矢部村の浮立(ふりゅう)の奉納される「八女津媛神社」を訪ねた。

神社横には推定樹齢600年の「権現杉」が聳え立つ。高さ44.75m、直径1.69m(目の高さ)。600年の霊気をもらおうと手を回して木に張り付いてみた。6〜7人でやっと周囲に手が廻る太さだ。矢部村の紅葉はこの神社周辺で大変綺麗だそうで、次回に訪問を予定している11月8日辺りが最盛期と聞き一層の楽しみが出来た。
八女津媛神社から移動して、「八女津媛浮立館」でビデオを2本見た。
八女の名の起こりは、日本書紀に示された「この地方に女神あり。その名を八女津媛といい、常に山中におる。」という言葉の通り、4世紀前半に景行天皇が八女の地に巡幸された折に奏上したといわれている。
八女津媛神社の「浮立」は中世期の創始と推察され、山深い里の歴史や民俗を物語る祭事として知られる。春に、米・麦・粟・きび・豆の五穀豊穣を祈願し、実りの秋に、御願成就のお礼として奉納するのが「浮立」との説明がある。
毎年秋の矢部祭りで県指定の民俗無形文化財として中学生の浮立が奉納されているが、今年は5年に1回氏子による浮立が奉納されるので、矢部祭り14日に中学生、15日は氏子の浮立が八女津媛神社で奉納されてから矢部まつりの会場へ移動して演じると聞いた。
今回はこれまで矢部村に来て初めて、矢部の歴史らしきものに触れることが出来、いっそう矢部に親しみがわいたように思う。家に戻って、矢部村で買い求めた里芋を塩で湯がくと、真ん中から皮がぷりっとむけ、全く痒くならないし、これまで食べたことが無いほど美味しくまさに感動物。バター炒めした椎茸とそのまま剥いた里芋を味噌汁にも入れて食べた。朝採れの野菜の美味さに舌づつみを打ち、食後は栗の入った饅頭とヨモギの饅頭を食べ、一日中、矢部デーだった。
バスの車内で、「むかご」談義になった。むかごは関西にいるときは知らなかった食べ物で、福岡に来たときに近くの自然薯を出す店で隣のひとたちから炒めたむかごをもらったのが初体験で、その後、むかごご飯を食べたことがあり、美味しいものです。そのむかごが自然薯や山芋の蔓の途中に出来るイモ(球状の芽)とは知らなかったと話したら、他にも同じように知らなかったという会話で大いに盛り上がりました。
昼食は秘境杣の里内にあるル・クレソンレストランで「ソマリアン・カレー」を取った。福岡に来た頃、これもアフリカかどこかのカレーだと思い込んでいたソマリアンカレーが杣の里で作ったとは想像できなかったのを覚えている。昼食後、矢部村で販売している商品を試食させてもらったり、意見交換会を行った。
終了後は矢部村を初めて訪問した人もいるので、少し村内を案内してもらった。
まずは、5年に1度、矢部村の浮立(ふりゅう)の奉納される「八女津媛神社」を訪ねた。
神社横には推定樹齢600年の「権現杉」が聳え立つ。高さ44.75m、直径1.69m(目の高さ)。600年の霊気をもらおうと手を回して木に張り付いてみた。6〜7人でやっと周囲に手が廻る太さだ。矢部村の紅葉はこの神社周辺で大変綺麗だそうで、次回に訪問を予定している11月8日辺りが最盛期と聞き一層の楽しみが出来た。
八女津媛神社から移動して、「八女津媛浮立館」でビデオを2本見た。
八女の名の起こりは、日本書紀に示された「この地方に女神あり。その名を八女津媛といい、常に山中におる。」という言葉の通り、4世紀前半に景行天皇が八女の地に巡幸された折に奏上したといわれている。
毎年秋の矢部祭りで県指定の民俗無形文化財として中学生の浮立が奉納されているが、今年は5年に1回氏子による浮立が奉納されるので、矢部祭り14日に中学生、15日は氏子の浮立が八女津媛神社で奉納されてから矢部まつりの会場へ移動して演じると聞いた。
今回はこれまで矢部村に来て初めて、矢部の歴史らしきものに触れることが出来、いっそう矢部に親しみがわいたように思う。家に戻って、矢部村で買い求めた里芋を塩で湯がくと、真ん中から皮がぷりっとむけ、全く痒くならないし、これまで食べたことが無いほど美味しくまさに感動物。バター炒めした椎茸とそのまま剥いた里芋を味噌汁にも入れて食べた。朝採れの野菜の美味さに舌づつみを打ち、食後は栗の入った饅頭とヨモギの饅頭を食べ、一日中、矢部デーだった。
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