15日からの東京への出張では飲み会のある秋葉原周辺で探して、泊まってみたいと思っていた「ホテルマイステイズ」チェーンを選んだ。これまで東京ではヴィラフォンテーヌのチェーンホテルを選んでいた。どのホテルを選んでも部屋の仕様が一緒なのでどこに泊まっても落ち着くのが好きなんだけども、朝食無料だからパンとサラダ中心で物足りなく感じていた。たまたま築地市場周辺でホテルを探していたときにホテルマイステイズの存在に気づき、機会を待っていた。

このホテルチェーンは東京や大阪福岡などのウィークリーマンション5400室を管理している株式会社ウィークリーマンションで10年前創業の新しい会社の新しい分野として住むと泊まるの融合を目指している、そんなコンセプトで興味があった。
ホテルマイステイズ御茶ノ水は、JR秋葉原駅とJR御茶ノ水駅の中間に位置し、アキバの電気街以外の地域としては初めて訪れる場所と言うのも朝の散歩が楽しみ。

ホテルマイステイズ御茶ノ水秋葉原から徒歩6分、エレベーターではキーカードを挿さないとフロアーを押せない仕組み。部屋の広さはヴィラフォンテーヌとほぼ同じで、機能的にもほぼ同格か。加湿器付空気清浄機が付き、アイポッド用のスピーカーがあるのは助かる。

朝食は和洋が選べ、品数は決して多くないが充分な品数でまずまず。9000円前後の料金設定は妥当なところか。1週間とかならキッチン付きアパートメントスタイルも良い。

御茶ノ水駅周辺
16日朝の散歩は、御茶ノ水駅近くを歩いて見た。神田明神下といえば銭形平次だが、秋葉原昌平橋から湯島聖堂、神田明神まで小1時間だったが見知らぬ土地を歩くのがすっかり楽しみになっている。


湯島聖堂湯島聖堂 絵馬
湯島聖堂は1922年国の史跡に指定され、孔子廟・神農廟、昌平坂学問所跡とある。
1690(元禄3)年、徳川五代将軍綱吉が儒教に傾倒して創建し、自らも孔子の「論語」を講釈し、学問を奨励。1797年敷地を広げ、孔子の生まれた地名を取って「昌平坂学問所」を開き、官立の大学としての役割を担っている。明治維新後も、文部省や国立博物館、東京師範学校、東京女子師範学校がおかれ、近代教育発祥の地との案内掲示があった。

神田明神
通称神田明神として親しまれている神田神社は、師走大祓(おおはらえ)が設置され、テントの設営も始まっていた。2年に1回開催される神田祭が有名だが、境内で江戸時代から残る石造物・石獅子を見つけた。
神田明神 石獅子神田明神 大祓
石獅子は千代田区でも数少ない江戸期の石造物であり、当時の庶民信仰の貴重な資料であるという案内板があった。ますます江戸時代の生活に興味をかじるひとときだった。