62ad5b96.jpg土曜は車で京都に行きましたが、その途中にある伏見に日本酒を買いに立ち寄りました。

たまたま京都に向かう直前に、テレビで紹介された藤岡酒造の日本酒「蒼空(そうくう)」二種類から半透明な酒を買い求めた。ガラス越しに仕込み蔵を見ながら絞りたての酒が飲める酒蔵Bar「えん」で買うことが出来る。

伏見と言えば寺田屋界隈は、坂本龍馬の人気で大変な人出だと聞きました。
寺田屋は三十石船に乗る人々が利用した船宿で、宿のすぐ前にある寺田屋浜から大阪天満橋にある八軒家まで舟運で結ばれていた。 坂本龍馬は三十石船でたびたび入洛したが、薩摩藩の定宿だった池田屋に滞在中に伏見奉行所に襲撃され、その難を察知した恋人お龍と怪我の治療を兼ねた鹿児島霧島への新婚旅行は日本人初めてと言われている。

伏見はかつては「伏水」と書かれるほど良質な地下水により酒造りが安土桃山以降に栄え、幕末の歴史を日本酒が彩ったとも言える町です。最盛期には酒造業者は83を数え、月桂冠や黄桜、キンシ政宗、松竹梅、玉乃光、富翁などが知られている。

伏見には美味しい酒に合う料理屋も多く、大阪に戻ったらゆっくり訪れてみたいと以前から妻に話していた場所。

京都駅から近鉄線で約10分「桃山御陵前」で下車すれば、商店街を中心に町が広がり、ぶらぶら歩くのには最適です。