近江八幡の街中散歩を終えて、いよいよ北之庄町にある「水郷めぐり」乗り場に向かった。

2時半に着くと、平日なのに、十数名が集まっている。受付を済ませ、参加費2100円を払って待つと、6人ずつ呼ばれる。舟に乗り込み、靴を脱いでござの上をそろそろと進み、座布団に腰を下ろす。

水郷めぐりにはやはり手漕ぎの船が似合う。ゆっくり7〜80分の舟遊びが始まりだ。

約400年前に作られた八幡堀を抜けると、広い池に出てきた。鳥の鳴き声と、風のそよぐ音がするだけで、本当に静か。たまにはこんな場所でしばらく身をおくのも悪くない。時折吹き抜ける風は涼しく、屋根の横から入る陽射しも苦にならない。

1日何人の参加者があるのか聞きたかったけど、かなり高齢な船頭さんらしく気さくに聞けず終い。仮に1日100人が来るとして、21万円×30日で630万円の売り上げは、何人で働いているかわからないが、結構な実入りではないか。高齢者ばかりで、いわゆる着地型観光の収入としては貴重な例になるのだろう。

伊吹山こそ晴れ曇りで山頂は見えなかったけど、原風景ともいうべき自然をいっぱい満喫した体験は得難いものだった。eab13a5f.jpg