8月22日は高野山の宿坊「福智院」に5時に到着。高野山唯一の天然温泉、巨匠による庭園と創作精進料理が愉しめる宿坊で人気です。NHKテレビの宿坊宿泊番組を見て、妻は宿坊を楽しみにしていた。
 
寺門前の駐車場に車を止め、自分の荷物を持って門をくぐり、受付で名前を告げる。すぐに若い男性(お坊さん?)に案内された41号室はトイレ付き。

部屋は8畳と4畳の部屋で、美しい庭園が見える。

福智院 庭園1福智院 庭園2








部屋でくつろいでいると、夜の写経や朝6時からの勤行の案内があった。勿論、自由参加。

福智院 露天風呂普通の旅館と違うのは、朝9時チェックアウト、部屋は外側からは鍵がかけられない。旅館と同じなのは、夕食でアルコールが飲める。タオルや歯ブラシ、ひげそりもついていた。
さっそく、天然温泉に入る。宿坊で温泉、しかも露天風呂までとは正直驚きで、ゆっくり入った。露天風呂には一人用の丸い浴槽が二つあり、アラブ系外国人が背を向けて入っているのが面白かった。


福智院 夕食 一の膳少し早いが、6時15分から夕食。
若い女性が料理を部屋に運んでいた。






福智院 夕食 二の膳精進料理の夕食も楽しみにしていた。
三の膳まである豪華なもの。






福智院 夕食 三の膳もちろん、肉や魚はない。
生ビールを一杯だけ頼んだ。

ひとつひとつ、これは何だろうと
話しながら食べる。




福智院夕食後町を歩いた。
勿論ほとんどの店は閉まり暗い。

寺の門前の灯りが続き、幻想的。
なにより空気がヒンヤリしていた。
最低気温が20度まで下がるので
下界とは5〜6度低い。
高野山でのリゾートも避暑には良い。




福智院 朝食朝の勤行は6時から7時まであるので、朝食は7時15分から取った。

2食とも精進料理は初めて。
いかにも体に優しく、ヘルシー。




8時半には宿坊をチェックアウトして、車で奥の院に向かった。

初めての宿坊での宿泊体験だったが、旅館とは比較できないものの、ずいぶん快適で、民宿と旅館の中間に位置づけ出来る。日本ならではの古くて、新しい旅の体験は良いものだった。