24日から始めた北東北への車旅 最後の宿泊は、2日、仙台から名古屋までの太平洋フェリー「いしかり」。 久しぶりの船旅も大いに楽しみだった。仙台港に到着して目に入ってきた「いしかり」は想像以上に大きかった。 


 太平洋フェリーは、釧路〜仙台〜名古屋を「きたかみ」と2隻で隔日に運航し、2泊かかる。 
仙台港発12時50分〜名古屋着翌日10時30分。所要時間21時間40分、航海距離は約777km。 



いしかり 











 フェリー乗場には90分前に到着を義務付けられている。乗用車のラインに到着順に止め、ターミナルビルでチェックイン。車検証を持参して乗船名簿に記入し提出すると、乗船券がもらえる。今回はすいているので、予約していた一等ツインから、四人定員の和洋室にグレードアップ出来ると言われ、思わず ラッキー!
 ターミナルビル二階に上がり売店を覗くと、飲み物や土産物しか販売していない。奥にカウンターで簡単な食事は出来るが、船内に持ち込むなら、事前に買っておくべきだった。

 「いしかり」の概要
全長192.5m、幅27m、総トン数14,257トン。最大速力23.3ノット。
旅客定員809名。 車両積載台数 トラック176台、乗用車150台。 エレベーター 10人乗り1基。

いしかり 1等和洋室のベッド 










旅客は12時から搭乗、車は12時15分から乗船開始。安全のため同伴者は一般乗客と同様にタラップから乗船する。船内三階の受付で部屋の鍵を受け取り、一等和洋室241号室に向かった。 


いしかり Bデッキ ヨットクラブ      










船内での食事はレストラン「カリブ」でのビュッフェ料理とスタンド「ヨットクラブ」でうどんやカレーライスなどの軽食が取れる。乗船後は12時30分から軽食も取れる。


 ヨットクラブで昼食サービスを待っていると、隣の若い苫小牧から乗ってきた人が話しかけてきた。苫小牧から仙台間は低気圧のせいで夜中3時ころにかなり揺れて酔って大変だったが、今夜は2〜4mの波で大丈夫だと言う。

 僕らがうどんやパンケーキの昼食を取っていると、船が動き出しているので急いで食べてデッキに出てみた。
いしかり かもめが見送り 










船の出港時はいつも楽しい。岸壁を離れてしばらく、かもめが別れを惜しむように、目の前を気持ち良さそうに飛んだり浮かんでいる。 乗客がスナックを食べさせているので、いつまでもデッキから離れないのでハラハラするくらいだ。

 船内に戻り、ショップコーナーを見てから、案内所で夕食・朝食セットかか券を購入。夕食2千円、朝食1千円、計3千円で船内で使える5百円のサービス券が付いている。早速、妻は孫の土産を探していた。

いしかり 僚船きたかみ







僕は前夜の酒が残り、ほとんど部屋で横になっていたが、僚船「きたかみ」とすれ違うという船内放送で、屋上デッキに上がる。
「きたかみ」がみるみる近づいてくる。大海原に一隻だけは絵になる景色。

夜は船もスピードを上げたらしく、大きな揺れとエンジンの音はあったが、いつの間にか寝ていた。
いしかり 名古屋港に近づく











伊良湖岬や中部空港を見ていると、まもなく名古屋港に接岸。案内にしたがって運転者だけ車に乗り、船外に出たのが10時50分くらいか。すぐに名港中央インターに乗れるので、伊勢湾自動車道で帰途についた。
いしかり ショーなどのスケジュール 













船旅は2004年夏に下関港から大阪南港までフェリーに乗って以来。その時のフェリーの印象で今回乗ったら大違いだった。飛鳥や海外クルーズと比較するのは難しいが、結果的には、船内での無料映画や無料ミニコンサートなど退屈しないようなイベントが用意されて思ったより快適そう。
 今度は北海道までフェリーで行ってみたいと、また楽しみが出来た。

また、船は上等級が良いと言うことなので、機会があれば特等に乗ってみると一層ホテルに近いのかもしれない。