これまで寝るためにだけ帰っていたような自分の住む地域で仲間を造ろうと枚方(ひらかた)市産業振興ワーキンググループに応募したことで、はからずも枚方の歴史を知るところとなった。
天の川七夕星まつりの会の鳥居さんから直接話を聞くとができ、「交野が原と七夕伝説」の本も購入して興味深く読みだしている。

昔、「交野が原」と呼ばれた地域は枚方市と交野(交野)市にまたがり、七夕ゆかりの「天の川」や、「織姫と牽牛」のが年に一度、七夕の夜に出会う「逢合橋」、二人があえるよう天の川に橋をかけたというかささぎの鳥にちなんだ「かささぎ橋」まであり、何ともロマンチックな伝説がある。

まずは、香里団地中央にある観音寺山公園をめざした。この公園には中山観音寺跡と、牽牛石があるという。グーグルマップで観音山公園を調べても出てこないので、「香里が丘4丁目」交差点にあたりをつけて車で行くが、何せ香里団地を走るのも生まれて初めて。ナビを見ながら観音山公園の、結果的には反対側に車を止めて公園を上がっていく。

細長い公園にはすぐそばまで住宅が分譲され、小道のような細長い公園を通り抜けると、少し広い場所に中山観音寺跡の石碑があった。奈良時代創建の密教寺院で、南北朝期の戦乱で焼失し廃寺になった案内板があった。 
その横に天の川七夕星まつりの会の案内と1本の多羅葉樹の木が植えられていた。七夕の短冊の代用で葉の裏側に先のとがった木片でなぞると文字が現れる。
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公園の東には2007年7月7日に開催された「全国七夕サミット」を記念しててられた大きな「牽牛と牛」の像や石碑が建てられていた。左側の石碑にはハート形のデザインで囲んだ山上憶良の七夕の歌「牽牛(ひこぼし)の 妻迎え船 こぎ出(づ)らし 天の川原に 霧の立てるは」がかいてある。
a 牽牛像
このサミットに合わせて市が階段などを整備していたのには驚いた。牽牛の像の奥に続く階段に来ると、牽牛石(牛石)が見えてくる。
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牽牛石は花崗岩の自然石で、幅約2m、高さ約1mの大きさで、牛が臥せているように見える。この牽牛石は昔から地元の人々に「牛石」と呼ばれ、七夕伝説の彦星として、親しまれてきたそうだ。かつてはこの高台から素晴らしい眺めが見られたが、現在は住宅が広がり、見通せないのは残念だ。
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以下はバス停からの行き方です。
「香里ケ丘4丁目」から観音山公園まで(地図です)は徒歩5〜6分か。バスロータリーから「けやき通り」を東に向かい、ピーコック前の交差点を南に折れる。車で来る場合もこの交差点を目指すのがわかりやすい。
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この交差点の南東角歩道には特に説明もなく何故か、天体図と天の川のモニュメントがあった。
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ゆるやかな坂道を上がると観音山公園の案内が見えてくる。これも2007年の七夕サミット開催時に新しい案内が出来たようだ。
a 観音山公園案内板
坂道や公園内に階段などが綺麗になっていたのも驚いた。これもサミットのおかげでしょうね。
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