__ブラピ マネーボールまたまた、ブラピの映画を見に行った。前回の「ツリー・オブ・ライフ」は最後まで分からないままだったが、今回の映画は、実際にあっただけに、地味な映画だが楽しめた。

2001年から3年間ハワイ・ホノルルに住んでいた時に、オークランド・アスレチックスがマイナーなチームなのに快進撃したという話題に記憶がある。映画を見ながら、そうかこのチームのことだったのかと思い出した。

期待されて大リーグの選手になったが目が出ず、弱小球団のゼネラルマネージャーになった主人公ビリー・ビーン(ブラピ)が、いまや当たり前になった野球にデータ分析を持ち込んだエール大学出身のピーターとの出会いや、前の妻との間に出来た12歳の娘との会話を楽しむビリーの心情が伺えた。娘がギターで弾き語る歌詞と声がすごく良かった。

いとも簡単にトレードや首にする大リーグ野球のマネーゲームの凄まじさと、安いサラリーで引き抜き常勝球団に育てて行く、全チーム随一の高給でボストン・レッドソックスから招かれても自分の信念を貫く頑なさ。選手や監督、スカウト達とのやり取りも見れない場面だった。このGMは今もこのチームにいる。

<ヤフー映画より>
解説: アメリカのプロ野球、メジャーリーグの貧乏球団を独自の理論で常勝球団に育て上げた実在の男の半生を、ブラッド・ピットが演じる感動的なヒューマンドラマ。球団のゼネラルマネージャーが独自の理論である「マネーボール理論」を推し進め、貧乏球団を常勝集団に生まれ変わらせていく過程を描く。監督を、『カポーティ』のベネット・ミラーが務め、『ソーシャル・ネットワーク』のアーロン・ソーキンが脚本を担当。ブラッドとフィリップ・シーモア・ホフマンやロビン・ライトなど実力派キャストによる演技合戦に期待。

あらすじ: 元プロ野球選手で短気な性格のビリー・ビーン(ブラッド・ピット)は、アスレチックスのゼネラルマネージャーに就任する。チームはワールド・チャンピオンになるには程遠い状態で、優秀な選手は雇えない貧乏球団だった。あるとき、ピーター・ブランド(ジョナ・ヒル)というデータ分析にたけた人物との出会いをきっかけに、「マネーボール理論」を作り上げる。しかし、「マネーボール理論」に対し選手や監督からは反発を受けてしまい……。