トム・クルーズ演ずるイーサン・ハントが主人公である「ミッション・インポッシブル」は1996年に第1作目が上映され、それから数えて4本目の「ゴースト・プロトコル」を16日見に行った。50才まじかのトム・クルーズだが、スタントマンを使わず全て体当たりの演技は驚くばかり。
イーサン・ハントはチーム・メンバー3人との連携プレーで作戦を進めるが、メンバーがそれぞれ愛する人を失ったり作戦に失敗した心の傷をもち、その心の内を見せるシーンが心に響いてきた。イーサンの愛する奥さんは？ それは映画を見てのお楽しみだが、演出や監督の手腕によるところだろうが、アクションシーンだけでなく、この映画を彩っていた。
それにしても、ドバイの超高層ビル、全高828ｍ、160階建て“ブルジュ・ハリファ”でのシーン、とてつもない砂嵐の中でのスマートフォンＧＰＳでの追跡シーン、ＢＭＷのかっこいい近未来的なスポーツカーのシーンはすごい迫力があった。また、女性エージェントポーラ・パットン役のジェーン・カーターの知的な風貌とグラマラスな姿態は映画を引きたてていた。期待を裏切らない映画で、お勧めです。
＜ヤフー映画より＞
解説： トム・クルーズがすご腕スパイ、イーサン・ハントを演じる人気アクション・シリーズの第4弾。爆破事件への関与を疑われ、スパイ組織IMFを追われたイーサンたちが、容疑を晴らすべく黒幕との危険な駆け引きを繰り広げる。『Mr.インクレディブル』のブラッド・バードが初の実写映画でメガホンを取り、『ハート・ロッカー』のジェレミー・レナーや『プレシャス』のポーラ・パットン、『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン！』のサイモン・ペッグがチームのメンバー役で共演。世界一の高層ビルでトム自身が見せる驚異のスタントのほか過激なアクションに目がくぎ付け。
あらすじ： ロシア・クレムリン爆破事件の犯行容疑がかけられたイーサン・ハント（トム・クルーズ）。アメリカ大統領は政府の関与への疑いを避けるべく、ゴースト・プロトコルを発令。イーサンと仲間は組織から登録を消されるも、新たなミッションを言い渡される。真犯人への接近を図るイーサンは、世界一の高層ビル、ブルジュ・ハリファの高層階へ外部からの侵入にチャレンジするが……。
