舞鶴観光協会のフェイスブックいいね数は先日の台湾観光展を終え現在3,358。一年前には2,100だったことを考えると、他と比べてそれなりに発信力は高まっている。


大阪から日帰りで舞鶴のアジサイ園に台湾や香港の方がJRワイドエリアパスを使ってやって来る時代です。














そこで考えるのは国内外へのプロモーションのあり方。まずは、インバウンド訪日客の誘致の現状認識について。


関西空港は他の空港に比べて格安のLCCが一番多い。日本に来るのが5回目はざらで、10回目、20回目も珍しくない時代となれば、その情報入手は様々だ。


旅行会社のツアーを利用する割合が半分を切り、香港では飛行機やホテルを自分で予約してくる人が8割まで来ている。

そんな時代には、現地に出向いて旅行博や旅行会社周りをするだけでなく、旅前・旅中(予約後)・旅後(開始後)それぞれの段階の観光客に響くようなプロモーションが必要になる。


国によりやり方が異なるのはもちろんだが、いわゆる旅後、外国人が日本に着いてから行き先を変えても良い割合が55%、宿泊先を変えても良い人が25%という某県による広島原爆ドーム前でのアンケート結果を聞いた。驚いて京都嵐山でもアンケートをしたら同じ結果だったそうです。それだけ、動きが変わっている。


他の地域も日本国内で配布するフリーペーパーなどでの告知もかなり有効なのではないか。要は、選択肢はいろいろあり、めまぐるしく変わるトレンドをまずは理解したい。


観光で生きる府県はそんなことを必死に考えているなかで、まさか、ほっといても来てくれるとは考えていないだろうが、日本が認知されるにも10年以上かかっているなかで、どんな取り組みをすべきか考えたい。そして、今取り組まないと、5年後、10年後にその距離がますます広がる。そんなことを考えるこのごろです。