青森県の西方にある深浦町は北海道と大阪を結ぶ北前船で江戸時代から明治時代中期にかけて賑わった町として知られている。
日本遺産に全国7道県11市町の「北前船寄港地・船主集落」が本年選ばれたこともあり、7月3日は北前船寄港地フォーラムを開催した深浦町に飯島さんを訪ねた。
風待ち館に深浦観光協会の事務所が入っている。

深浦丸船尾の実物大のモニュメントが風待ち館の横に立つ。

しばらく別室で話をし、資料室の案内を飯島さんに依頼。

700石の深浦丸は1/3の復元模型。さすが迫力がある。

古海路図は海から見たもの。何故か西日本の港が描かれていない。

北前船が運んだ黄金の仏壇は高岡のものらしい

まるで今にも動き出しそうな帳場

二階への階段には北前船の屋号が並ぶ。全国各地から集まった人たちは今も深浦に残るそうだ。

風待ち館に隣接する円覚寺には、国の重要有形民俗文化財に指定されている船絵馬や髷額が奉納されている。また機会があれば是非訪ねたい。
雨もひどく次の約束があったので、太宰の宿ふかうら文学館も写真だけで割愛した。

深浦町最後は千畳敷海岸に立ち寄った。

カモメたちとの微妙な距離感が楽しい。

弘前のホテルで約束していたので、鰺ヶ沢町にも寄れず先を急いだ深浦町でしたが、能代までのルート101を走りたいと思う時間でもあった。