前宣伝が効いていたためか、8月26日封切り初日に出かけた。石田三成を支える忍者・初芽と大名並みの禄高で迎えた島左近。見所満載でした。

圧倒的な戦闘シーンが目の前に繰り広げられる。関ヶ原の周囲が意外に起伏があるのに驚く。

何が正義で何が不義かを中心に据え、あくまで秀吉の平和な世界を目指して貫こうとした石田三成や、家康と光成の間で揺れ動いた小早川秀秋が描かれ、権力を握る家康にひれ伏していく諸大名や動かなかった島津藩、それぞれの心のうちが時系列に描かれていく。

天下分け目の戦いに臨む武将たちを描いた小説「関ヶ原」を読んで見たかみさんは良かったと言い、私はただ見ただけなのでそれぞれの心の動きなどのスピードにややついていけず消化不良気味だったかなあ。





















映画解説

小説家・司馬遼太郎の著書を、『日本のいちばん長い日』などの原田眞人監督が映画化。豊臣秀吉亡き後の天下をめぐり、徳川家康を総大将とする東軍と、石田三成率いる西軍が激突した「関ヶ原の戦い」を描く。これまで描かれてきた人物像ではない三成を岡田准一、策略を駆使し三成を追い詰めていく家康を役所広司、三成への恋心を胸に彼を支え続ける忍びを有村架純が演じる。日本の戦国時代における重要な合戦が、どのような切り口で映し出されるのか注目。


あらすじ

豊臣秀吉の死後、豊臣家への忠義を貫く石田三成(岡田准一)は、天下取りの野望に燃える徳川家康(役所広司)と対立を深めていく。そして1600年10月21日、長きにわたった戦国時代に終止符を打った歴史的合戦「関ヶ原の戦い」は、早々に決着がついた。有利と思われた三成率いる西軍は、なぜ家康率いる東軍に敗れたのか……?

シネマトゥデイ(外部リンク)より