自遊人11月の特集は「ローカル・ガストロノミー」。
岩佐編集長の取り組みや考え方には大いに賛同するところがある。今回は地方のレストランが注目される時代になってきたとし、かつて北前船が行き交った日本海側の町は食文化が栄えたことでも知られる。
丹後のレストランも紹介されているが、今こそそんなタイミングに来ているように感じる。
是非読んでみてください。でも、行きたくなるレストランが多くて困るなあ。

これまでは地方で生産したり収穫したものをブランド化し特産物として出し地方に食べに来てもらおうとしてきたが、似たような特産品が全国各地にあり、今やインターネットを活用すれば何でも手に入る時代となった。
特産品では観光客は来てくれない。新たな魅力として、人への注目が高まっている。「ミシュランガイド」ブック効果とでも言うのか、地方の店に人が行くようになっている。SNSの影響力も非常に大きい。
舞鶴でも単なる魚がうまいだけでなく、シェフとして腕を振るう人たちをフィーチャーしたり、もっと北前船や海軍に根ざした歴史や文化、自然を感じさせる取り組みをしたらどうかと思う。