3月5日、母も連れて見に行った「グリーンブック」。ミシュランのブルーブックならぬグリーンブックが黒人が旅をするためのガイドブックとは知らなかった。

いつもは必ずどこかのシーンで眠る母がずっと見ていたらしく、そんなアナログの手法なのか久しぶりに温かい映画でした。

白人のピアニストならどこでもウェルカムなのに、アメリカの北部から人種差別の真っ只中の南部に敢えて出かける黒人のピアニストが雇ったイタリア系米国人の運転手との心が通いあっていくシーンの連続。
心の触れ合いがあれば通じ合う。そんなピュアな人間を信じたくなる。これもまた見に行きたくなる映画でした。


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映画解説

黒人ピアニストと彼に雇われた白人の用心棒兼運転手が、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を手に人種差別が残るアメリカ南部を巡る人間ドラマ。『はじまりへの旅』などのヴィゴ・モーテンセンと、『ムーンライト』などのマハーシャラ・アリが共演。『メリーに首ったけ』などのピーター・ファレリーが監督を務めた。アカデミー賞の前哨戦の一つとされるトロント国際映画祭で、最高賞の観客賞を獲得した。


あらすじ

1962年、黒人ークの高級クラブで用心棒を務めるトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は、クラブの改装が終わるまでの間、黒人ピアニストのドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)の運転手として働くことになる。シャーリーは人種差別が根強く残る南部への演奏ツアーを計画していて、二人は黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに旅立つ。出自も性格も違う彼らは衝突を繰り返すが、少しずつ打ち解けていく。

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