9月26日、ある程度頭に織り込み済みの水俣病。先日の全国夕陽サミットの来年度開催地が水俣ということもあり見逃せないと思い、問題作のこの映画を思い切って見に行って良かった。

国を挙げて取り組んだ戦後の産業復興だが、公害を引き起こし人間の尊厳を否定する行為は許されないと改めて思う。


いやあ、それにしてもジョニーデップが別人の如き味のある良い演技でした。

必見ですね。

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メリカの写真家、ユージン・スミス氏の日本での取材を描くヒューマンドラマ。1971年から1974年の3年間にわたり、水俣で暮らしながら公害に苦しむ人々の日常と、闘いの日々を撮影した写真家を描く。『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』などの製作を務めたアンドリュー・レヴィタスが監督を手掛け、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどのジョニー・デップが主演を務め、真田広之、國村隼、美波、加瀬亮らが共演する。

1971年、ニューヨークに住むフォトジャーナリストのユージン・スミス(ジョニー・デップ)は、過去の栄光にすがり酒に溺れる日々を送っていた。そんな折、日本のカメラマンとその通訳を務めるアイリーン(美波)が彼のスタジオを訪れる。アイリーンは日本の大企業チッソが工業排水を垂れ流した結果人々が病に倒れていると語り、ユージンに病気で苦しむ彼らの取材をしてほしいと訴える。

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