8月20日、滋賀県東近江市にある永源寺のさらに奥にある奥永源寺地区の「政所」を訪ねた。

幻のお茶と言われる政所茶の生産地であり、極めて柔らかい軟水が湧く。


幻のお茶と言われる政所茶の生産地であり、極めて柔らかい軟水が湧く。

飲み水で冷やした平番茶は限りなく煎茶の旨味。

政所茶は在来種を残すため、畑面積を1/30に減らし、上流に住むので下流や琵琶湖を汚さないため無農薬で栽培している。

在来種の茶の木はそれぞれ不揃いで背が低いが樹齢100年がざら。最長齢は350年と聞いてびっくり。

そして、氷が溶けて濡らした手積み玉露は甘味と酸味の入り混じった美味しさ。

移住して10年になる蓮さんのガイド役に感心しながら、案内してもらった。誰でも入りにくい政所はガイド無くして歩けないだけに貴重な機会だった。