由布岳も紅葉は見頃とあったので、湯布院経由で別府に向かった。
今回は「別府海浜砂湯」に入るのを楽しみにしていたのに、電話で確認したら
台風で砂が流されてしまったので、閉鎖中だと伺った。

台風14号の爪痕は九州・四国・中国地方に大きくツメ跡を残したが、
別府でこんな形で被害があったなんて知らなかったね。 
別府海浜砂湯







12月19日再開予定とあった。
砂湯は湯抜きをした砂を42度程度に調節しているので、砂をかけてもらうと
砂の暑さもあり、すぐに体から汗が出て気持ちが良いもので、残念でした。

それで別府八湯の中でまだ行っていない亀川温泉をえらび、「浜田温泉」に
行ってみた。

平成14年に新築された建物は唐破風玄関の社寺建築のイメージを残しているが、
市営温泉の入場料が100円とはこの安さがうれしい。
泉質はナトリウム−塩化物泉、しょっぱさのあるなかなか良い温泉でした。
浜田温泉資料館







向かいを見ると同じような建物があり、浜田温泉資料館とあるので入ってみた。
新しい建物が出来たときに古い建物が解体されたけど、16年に篤志家の寄付により
復元されたそうです。

資料によると、地下式の浴槽や蒸し湯、風呂跡があり、唐破風玄関の上に
千鳥破風を乗せた重厚な宮造りなど、建物自体が昭和初期の別府の温泉文化を
知るうえでの貴重なものとある。
昭和初期の温泉や別府の写真などから当時の雰囲気が伺えて興味深いものでした。

次は堀田にある「夢幻の里」へ。
場所が分からず、堀田温泉で親切に教えて頂いたので無事到着。
と言いたいところだけど、とっても分かりにくく、途中に案内も無い温泉でした。
露天家族風呂「蛍の湯」が川沿いで良いねと決めてもらって、一人500円払った。
夢幻の里







熱い湯を継ぎ足すと、すごい硫黄のなんともいえない良いにおい。
でも止めるとスッと匂いが消える不思議な温泉。今日はうっすら白い色でした。
日によって、気温によってブルー、グリーン、白色に変わるんですって。 

もうひとつ、公衆温泉に入った。
別府駅の海側、海門寺公園の横にある「海門寺温泉」
海門寺温泉







泉質は単純温泉、ストレートに肌に心地よさの伝わる良い温泉。
つい常連さんらしき方に毎日は入れて良いですねと言ってしまった。

ということで、今回は3湯に入りました。
    別府海浜砂湯 電話 0977-66-5737
    浜田温泉   電話 0977-67-2619
    夢幻の里   電話 0977-22-2826
    海門寺温泉  電話 0977-22-4126

次回は、海浜砂湯と別府八湯最後の浜脇温泉を楽しみに。