別府八湯の鉄輪(かんなわ)には湯治用の
貸間や旅館が何軒あるのか良く分からないけど、
鉄輪に行くたびに泊まる誘惑に駆られていた。
5月25日に館内を見学した『陽光荘』に、
一度宿泊してみようと思いきって電話したのが
先週初めで、仕事で行ってそのまま2泊してみた。
貸間や旅館が何軒あるのか良く分からないけど、
鉄輪に行くたびに泊まる誘惑に駆られていた。
5月25日に館内を見学した『陽光荘』に、
一度宿泊してみようと思いきって電話したのが
先週初めで、仕事で行ってそのまま2泊してみた。
場所は九州横断道路「鉄輪温泉入口」を東に曲がるとそこが鉄輪。その中心に
「いで湯坂」があり、その周辺には共同浴場やかしま・旅館が集中している。
陽光荘は二階建ての本館と離れのような別館があり、本館で空いている部屋を見せて
もらい路地裏に面した2階の角部屋に決めた。外の工事が煩いよと親切に言ってくれた
が、明るくて広々とした部屋が心地良さそう。ふすまにうまいこと鍵がかかるように
しているのでまず不安は無いのではないかと思う。
部屋には2時間100円で使えるテレビとエアコン。扇風機は使える。各部屋にはご飯釜
、鍋、食器類、香辛料などが備えられている。マットレスとお布団セット。
布団は勿論自分で敷く。これで一人素泊まり1泊3300円だ。人数に合わせて部屋を決め
るが、常連さんは部屋の指定があるが、人によって希望が違うのでうまく納まると
女将さんが笑っていた。
初日は遅いので外食を取ることにしてまずは本館の温泉に入る。二つのお風呂のうち、
一つに『蒸し風呂』がある。小さな穴倉の扉を開けるとものすごい蒸気が出てくる
が、膝をついて入っていくと、熱い床に「石菖」という薬草をたくさん敷きつめてある。
火傷をしないように薬草を熱い床にびっしりとかき集めて横になると、薬草の香りと
床の熱さで直ぐに汗が出てきた。これは病み付きになる匂い。
熱い温泉も汗をかいて飛び込むとぬるく感じたが、温泉を口に含むとわずかに塩味が
し、玉子の匂いがする鉄輪特有の温泉だ。
別館には露天風呂、寝湯のある風呂と岩風呂の3つも本館に宿泊すると自由に使える
し、家族風呂として自由に使えるので家族連れとかでも良い。本館も2階建てなので
お風呂や台所まで非常に近くて、部屋にはトイレは無いけど慣れればそれなりに快適
なものでした。
陽光荘の本館1階と2階にそれぞれ地獄蒸し釜があり、合計で25台の蒸し釜は鉄輪でも
最大の規模だそうだ。その周囲にはガスコンロやまな板台などがあり、朝晩は思い思
いに台所に立って料理をしている。
二日目の夜は地獄蒸しの体験をしてみる。地獄蒸し釜のふたを取ると約100度の熱い
蒸気がブワッと出てくる。手元に蒸気がくるようにふたを開けると火傷をする熱さだね。
ソーセージでも15分、野菜は数分で蒸し上がる。玉子も10分くらいか。
蒸した野菜やソーセージを食べてみたが、ただ蒸しただけなので、次回はもう少し
教えてもらえれば楽しいのでは。
窓側の明るい部屋に薄いカーテンなので、夜明けと共に何回も目が覚めたのはつらかった
けど風通しの良い部屋。まるで田舎の家とか親戚の家に泊まっているような気安くて
不思議な空間でした。
「陽光荘」 別府市鉄輪井田3組 電話0977-66-0440
「いで湯坂」があり、その周辺には共同浴場やかしま・旅館が集中している。
陽光荘は二階建ての本館と離れのような別館があり、本館で空いている部屋を見せて
もらい路地裏に面した2階の角部屋に決めた。外の工事が煩いよと親切に言ってくれた
が、明るくて広々とした部屋が心地良さそう。ふすまにうまいこと鍵がかかるように
しているのでまず不安は無いのではないかと思う。
部屋には2時間100円で使えるテレビとエアコン。扇風機は使える。各部屋にはご飯釜
、鍋、食器類、香辛料などが備えられている。マットレスとお布団セット。
布団は勿論自分で敷く。これで一人素泊まり1泊3300円だ。人数に合わせて部屋を決め
るが、常連さんは部屋の指定があるが、人によって希望が違うのでうまく納まると
女将さんが笑っていた。
初日は遅いので外食を取ることにしてまずは本館の温泉に入る。二つのお風呂のうち、
一つに『蒸し風呂』がある。小さな穴倉の扉を開けるとものすごい蒸気が出てくる
が、膝をついて入っていくと、熱い床に「石菖」という薬草をたくさん敷きつめてある。
火傷をしないように薬草を熱い床にびっしりとかき集めて横になると、薬草の香りと
床の熱さで直ぐに汗が出てきた。これは病み付きになる匂い。
熱い温泉も汗をかいて飛び込むとぬるく感じたが、温泉を口に含むとわずかに塩味が
し、玉子の匂いがする鉄輪特有の温泉だ。
別館には露天風呂、寝湯のある風呂と岩風呂の3つも本館に宿泊すると自由に使える
し、家族風呂として自由に使えるので家族連れとかでも良い。本館も2階建てなので
お風呂や台所まで非常に近くて、部屋にはトイレは無いけど慣れればそれなりに快適
なものでした。
陽光荘の本館1階と2階にそれぞれ地獄蒸し釜があり、合計で25台の蒸し釜は鉄輪でも
最大の規模だそうだ。その周囲にはガスコンロやまな板台などがあり、朝晩は思い思
いに台所に立って料理をしている。
二日目の夜は地獄蒸しの体験をしてみる。地獄蒸し釜のふたを取ると約100度の熱い
蒸気がブワッと出てくる。手元に蒸気がくるようにふたを開けると火傷をする熱さだね。
ソーセージでも15分、野菜は数分で蒸し上がる。玉子も10分くらいか。
蒸した野菜やソーセージを食べてみたが、ただ蒸しただけなので、次回はもう少し
教えてもらえれば楽しいのでは。
窓側の明るい部屋に薄いカーテンなので、夜明けと共に何回も目が覚めたのはつらかった
けど風通しの良い部屋。まるで田舎の家とか親戚の家に泊まっているような気安くて
不思議な空間でした。
「陽光荘」 別府市鉄輪井田3組 電話0977-66-0440
コメント
コメント一覧 (2)
わざわざ外で料理を作りたくないし、襖では声は丸聞こえ、廊下はみしみしだから、もう少し年をとったら平気かな。
混んだときに泊まるのは嫌かなあ。
でもでも、女将さんとか顔見知りになれば、いごごちが良い印象でした。
こじんまりしているし、風呂は入り放題、知り合いの家にやっかいになる
感覚。 部屋が広かったからもあるけど、悪くは無かったですね。
周りには美味しいレストランや食堂があるから不自由もないし。
他の旅館では朝言っておけば夕食を用意してくれる所もあるそうですね。
鉄輪温泉の宿にいるというのが心地良かったですよ。
鉄輪温泉の湯治用の旅館はなんとなく敷居が高い気がしてました。
プライバシーの面と、食事のわずらわしさかな〜。
せっかくの温泉旅行なのに、自炊しなきゃいけないのは主婦は避けたいですね〜。
本来の湯治目的ならいいのかも、
末期ガンだった姪が、東北の温泉地に湯治滞在をした時は、
同じ境遇の皆さんからずいぶんと励まされたと言ってました。
私は20代の頃、別府市の店舗オープンの手伝いに行った時、鉄輪の旅館に一ヶ月くらい泊まりました。
部屋は上の写真のような感じだったけど、食事は作ってもらいました(*^^)v