8日には梅が枝餅が食べたくなって、大宰府へ行ってきました。あいにくデジカメも携帯電話も忘れたので写真はありません。カーナビもリモコンを修理していたので、地図も持たず走ってみた。

国道3号線を走って適当に左折すると、水城遺跡から筑前国分寺跡への標識が出てきたので、迂回しながら大宰府方面に向かうと見たことのある道路に入ってきた。急に大きな広場と駐車場が見えたので駐車して歩いてみた。案内板を見て、大宰府政庁跡だと分かり、ぐるっと廻ってみた。規模は平城京や平安京に次ぎ、広大な敷地に数10個の礎石が残り、公園として整備されていた。

大宰府展示館があったので入ってみると、9日で終わる企画展で「万葉人のこころ−万葉歌とその風景−」を見て、久しぶりに万葉集を口ずさみながら、美しい写真を見て回った。この展示館には水城跡や大宰府の史跡から出土したものを見ることが出来る。展示数は少ないが、シンボルは災難から建物を守る鬼瓦で良い表情だった。時間があれば必見の場所ですね。丁度館内には二人の史跡解説員(ボランティア)が入館者に声をかけていたので、少し説明を聞くことができた。水城や大野城の遺跡をずっと歩くルートがあると教えてもらった。

7世紀後半から奈良・平安時代を通じて九州の政治外交の中心だった大宰府が、古代における地方最大の役所であり、展示館でその歴史を伺うことが出来たのは良かった。

この政庁跡の隣に以前歩いた観世音寺があって、やっと地理が頭に入ったようです。さて、梅が枝餅だといいながら、太宰府天満宮の表参道に近い所でパーキングを探して向かった。今回は表参道で天満宮に一番近い寺田屋に入った。二人で3個頼んで食べて満足(笑)。梅が枝餅マップを参考に制覇してみたいと思っている。

その後、竈門神社近くの日帰り温泉「都久志の湯」に行くと一人600円に値上げしていた。泉質がラドンで何故か入るとリラックスできる。半日の大宰府だったが、次回は薩摩藩の西郷・大久保が京都五卿と会うために泊まった旅館とか歩いてみたいね。