温泉に行くときは札幌国際大学の松田忠徳教授の「温泉教授の日本百名湯」や嵐山光三郎の「ローカル線温泉旅」を読み返すようにして確認している。東日本となれば温泉場に関する知識もないので必携となる。

「温泉教授の日本百名湯」で福島県の温泉として紹介されているのは、飯坂温泉、東山温泉、二岐温泉の3ヶ所。時間的にも距離的にも今回の列車の旅で可能なのは、東山温泉のみ。共同温泉が残されていないのが残念とあり、宿の数二十数軒。近代的な高層ホテルに交じって、和風旅館も健在とある。そこで紹介されている旅館が「向瀧」。

温泉教授の日本百名湯 (光文社新書)


「ローカル線温泉旅」で嵐山さんが宿泊した旅館が「新瀧」。いずれも瀧という字が使われている。古くからある旅館と近代的な大きなホテル旅館が混在している東山温泉のイメージがつかめた。
早速ネットで旅館「向瀧」に発信したら直ぐにOKの返事が来て、会津行きの楽しみが一層膨らんだ。

日本一周ローカル線温泉旅 (講談社現代新書)