昨日12日は京都でも最高気温が35度を記録した暑さ。昼は娘や孫たちとショッピングセンター巡り。 京都祇園祭は17日の山鉾巡行まで平日なので今年も行けない。12日は曳き始めも行われているので、コンチキチンのお囃子をどうしても聞きたくなり、夕飯を早めに食べてから車で京都に出かけた。車で京都市内まで約40分。第二京阪道路が出来たり、日曜夜でもあり、一般道もスムーズに走る。

四条通り、河原町から烏丸に向かうと「御旅所」がある四条通りを歩きたいこともあり、円山公園駐車場に車を預けて、四条通りをぶらぶら歩いた。祭りの提灯が四条通りにぶら下がっているし、河原町を越えると祇園祭「御旅所」が見えて、祭り気分になる。



くじ取らずで一番目に巡行する「長刀鉾」烏丸通りに近付くとカネの音が聞こえてきた。京都大丸前に長刀鉾が見える。鉾に稚児や囃子方が入る場所へ建物二階から廊下で渡ることが出来るが、「長刀鉾」は女性が中に入れないので諦めた。








くじ取らずの二番目が「函谷鉾」烏丸通りを越え、「凾谷鉾」を見に行くと、この鉾には女性も入ることができる。一人千円払い、二階に上がり鉾に渡ると、子供たちがカネや太鼓の音に合わせてかけ声をかけている。




函谷鉾の台車に入ると、囃子方の声やカネ太鼓の響きが心地よい先輩から教えてもらいながらお囃子をしているが、臨場感がありしばらく祭りの雰囲気を味わう。千円で祭りに参加し、寄付した町衆の気分で、わざわざ出かけたけどなかなか心地良かった。




「菊水鉾」ではお囃子時間が明示されていた。12日午後7時〜10時、13〜15日午後6時半〜10時、16日午後3時半〜10時半。12日は人出もまだ少なく意外に良い思いつきだった。博多祇園山笠とは全く違うが、夏の伝統をお身近に感じることが出来た。

占出山鉾保存会議は「日本三景前掛」など展示していた「占出山鉾」の横には掛け物の展示などがあり、しばし目を奪われる。各山鉾それぞれの歴史を感じさせて、巡行当日では見れないものをゆっくり見ることが出来たのも良かった。





参考:京都新聞社2008年山鉾案内図