3月2日から5日まで、ピーチ航空で福岡に出かけた。
京橋からJR快速で関空に着き、エアロプラザに向かおうとすると、ピーチ航空のイメージカラーがいきなり見えるので導かれるようにエアロプラザに入る。
昔の記憶だとさびれているような静けさがあったが、何だか活気がある。早速チェックイン機を探してバーコード紙をかざすと、搭乗券が出てきて終わり。すぐ左に機内預け、左奥に手荷物の安全確認ブースがある。すぐ右に行くと、日航関西空港ホテルへの入り口だ。
少し早く着いてエアロプラザを歩きたいので何時までにセキュリティゾーンを通過したら良いか聞くと、できるだけ早くという案内だった。エアロプラザ2階にはカフェは見当たらず、左側にあるエスカレーターで1階に降りると、レンタカーのカウンターとローソンがあった。お茶だけ買って2階に戻り、さっさと手荷物検査を通って1階のバス乗り場に向かった。チェックインからバス乗車まで、コンパクトであまり時間がかからないのは良い。
南海バス会社のピーチ専用バスに乗り込むがなかなか出ない。どうやら一人見当たらないらしい。結局、出発10分前にバスはエアロプラザを出て、飛行機に向かう。ターミナルビルや駐車場への一般道路から空港敷地への車の出入り用のゲートを通り、所要時間約10分で飛行機に到着。敷地用ゲートは初めて見るのでもの珍しい。
タラップを上がり機内に入る。今回は座席でのピッチの狭さを体験しようと座席指定をしていなかったので、割り当てられた座席は3列並びの真ん中B席。1時間の辛抱と乗り込んだが、2人連れの大学生がAとC席というラッキーなこともあり、通路側C席に変わったのでラッキー。いつもは夜行バスで帰り、関空に来るのも初めてだというこの二人と会話できたのも面白かった、
覚悟はしていたけど足元に大きなリュックサックを入れると、全く本などを引き出す余裕は無い。膝が丁度前の座席に当たるだけのピッチしかない。それでもわずか1時間のフライトだから気になるほどではなかった。
エアロプラザからのバスが遅れたこともあり、153便は30分遅れの12時20分に離陸し、福岡空港には定刻の15分遅れで福岡空港第1ターミナルに到着した。
帰路は5日の154便。福岡空港第1ターミナルでのチェックインは他の航空会社と変わらない。運航スケジュールもまったくオンタイムだった。気になっていた到着は、ターミナルビル北側にある団体用バス乗り場。バスへの乗り換えはそばだし、JRや南海電車への乗り換えも特に気になることはなかったが、機内預けにした荷物はエアロプラザに着くのだったら、少し時間がかかるのかもしれないので予め確認が必要。
今回は往路が10時50分発、復路が12時35分発を利用したので、往復航空券で13,260円、クレジットカード利用手数料420円が加算されて、合計13,680円。飛行時間帯の需要、座席指定や手荷物料金などが加算されるので、じっくり確認したほうが良い。
また、待合室で待機しているときにピーチ航空の国内・国際運送約款を読んでみると、国際線はモントリオール条約が適用され、国内線は賠償の責に任じるとある。死亡や手荷物の賠償などは一応大手航空会社並みなのではないか。
ともあれ、両便とも、若い人たちが大変多く、新しい需要を掘り起こしていると感じた。ピーチの宣伝が若い人たちにも浸透していたことが良く分かった、もっとも、ビジネス客は不安で当分利用しないだろうと思う。