アクション映画を中心に見ているが、妻が見終わった観客からスタンディング・オベーションがあった、また見たいと言ってるよという声に惹かれて見ました。

ジャン・バルジャンと言う名前は覚えていても原作を読んだことはありませんが、ミュージカルの素晴らしさが画面を通して伝わること間違いなしですね。

絶望的な時代にあっても、真実の愛があれば、希望や勇気をもって生きていけるんだということが随所に散りばめられており、見るものに感動を与えます。キリスト教に根ざす人間愛はアジア人には分かりにくいが、1985年以来、ロンドンで上演し続けるミュージカルに、映画ならではの魅力をたっぷり織り込んでいる必見の映画です。

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《Yahoo映画より》
文豪ヴィクトル・ユーゴーの小説を基に、世界各国でロングラン上演されてきたミュージカルを映画化。『英国王のスピーチ』でオスカーを受賞したトム・フーパーが監督を務め、貧しさからパンを盗み19年も投獄された男ジャン・バルジャンの波乱に満ちた生涯を描く。
主演は、『X-MEN』シリーズのヒュー・ジャックマン。彼を追う警官にオスカー俳優のラッセル・クロウがふんするほか、『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイ、『マンマ・ミーア!』のアマンダ・セイフライドら豪華キャストが勢ぞろいする。

《あらすじ》
1815年、ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、19年も刑務所にいたが仮釈放されることに。老司教の銀食器を盗むが、司教の慈悲に触れ改心する。1823年、工場主として成功を収め市長になった彼は、以前自分の工場で働いていて、娘を養うため極貧生活を送るファンテーヌ(アン・ハサウェイ)と知り合い、幼い娘の面倒を見ると約束。そんなある日、バルジャン逮捕の知らせを耳にした彼は、法廷で自分の正体を明かし再び追われることになってしまい……。