11月3日は丁野さんを宮津市由良にご案内した。
由良は田辺藩の所領として神崎とともに由良川の対岸にあり、廻船や北前船の船頭や水夫を輩出した歴史を持つ。
まずは、由良の歴史を考える会が立ち上げた北前船資料館を訪ねた。由良駅から徒歩5分。祝日は休みで10時過ぎても誰も来ない。窓越しに由良の寶来丸の交易ルートが見える。

そこで、由良を一望できる金刀比羅神社に案内した。由良の海岸が一望できる。

笏谷石をたくさん使った神社への階段。当時の交易に思いを馳せる時間だった。

もう一度、北前船資料館に行ってみると、なんとラッキーにもたまたま地元の女性が来られて、どうぞ見てと入ることができた。
明治末期と大正末期の由良湊の写真

川村清さんの作った永徳丸模型。

船箪笥や屏風絵。

丹後由良駅にあった案内。

地元の方々の熱意で作られた資料館は素晴らしいと思う。由良や神崎、そして由良川の廻船などの交易などがもっともっと解明されるのが楽しみです。