なかなか引き込まれる映画でした。サークルというSNS会社で働き始め、仕事後の福利厚生の充実ぶりで羨ましいと思わせる。その中でいつしか仕事以外の時間もインナー・コミュニケーションを求められ、24時間、管理される息苦しさに変わっていく。

今や、スマホを持つ人間の好みや趣味に応じた情報が入り、SNS無しでは生きていけない現代社会となる中で、プライバシーが無くなる怖さ、息苦しさまで感じさせるものでした。


映画解説

『美女と野獣』などのエマ・ワトソンがトム・ハンクスと共演した、巨大なソーシャル・ネットワーキング・サービスがもたらす脅威を描くサスペンス。SNS企業に就職し、自らの24時間を公開することで世界中から注目されるヒロインを通して、想像もしなかった事態を映し出す。監督を『人生はローリングストーン』などのジェームズ・ポンソルトが務める。ジョン・ボイエガ、カレン・ギラン、エラー・コルトレーン、ビル・パクストンらが共演。


あらすじ

世界一のシェアを誇るSNS企業「サークル」に勤めることになったメイ(エマ・ワトソン)。サークルの経営者ベイリー(トム・ハンクス)は、オープンでシェアし合う社会を理想としていた。ある日、新サービスが発表され、メイは自らの24時間をネットワークで全世界に公開するモデルケースに選ばれる。すぐさまメイは1,000万以上のフォロワーに注目されるようになるが……。

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