8月24日は飛騨高山観光大学に参加した。今年35回を迎え、岐阜県以外では8県から、合計130名が参加。

今年のテーマは、「食」に焦点を当てたものでした。西倉副市長挨拶。
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基調講演は日本スローフード運動の草分け、ノンフィクション作家の島村菜津さん。
イタリアは観光200年の歴史を持つが今までの観光地は衰退し、田舎へ訪れる時代に変化してきた。日本の地方が学ぶべきことがいっぱいある。その地域ならではの自然や文化を食を味わいながら感じる。イタリアに行くたびに、単なる田舎の町が変化していると紹介された。
あなたと私の間に食がある。地域と訪問者を食が繋ぎ、みんなを幸せにするのが食であるとし、その活動は点から線となり、これから面で広げたいと話されていた。

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事例報告は、
□「飛騨の食文化は宝の山、普段の食卓にある地元の力」として、ファミリーストアさとうの社長・佐藤祐介氏

□「飛騨の宝物、日本一美味しいお米とその可能性」で、飛騨高山美味しいお米プロジェクト副会長の森本久雄氏

□「ガストロノミーツーリズムと温泉地」平湯温泉観光協会会長の岩田弘幸氏
でした。

ファミリーストアさとうの話を聞いて、地元スーパーがメガスーパーと対抗し生き残るためには、地元に愛され、地域の食材を残し、全国に紹介する役割がいるとの話を聞いて、今朝訪ねてみようと思った。

また、日本一美味しい米として評価を得た飛騨の平地で作るプレミアム飛騨米は1kg1万円もし、さらに美味しくお米を炊くことに徹底的にこだわり、全国にその運動を広げたいと言っておられた。

いずれも、高山に来なければ聞けなかった話で、思い切って参加してよかった。
今、地方が食を通じて観光や地域づくりに活かそうとしている動きが出てきている、そんな中での良いテーマでした。