10月13日は「観光の広場」が企画した『奈良少年刑務所のホテル化計画と、これからの奈良の観光を学ぶツアー』に参加。
国の重要文化財である昨年廃止された元少年刑務所の内部を拘置所施設長の上木さんに案内していただいた。
ジャズピアニスト山下洋輔の祖父である山下啓次郎氏が建築した「明治の五大監獄」の一つ。
メインの建物に入る。
赤れんがを見ると落ち着くのは、舞鶴のせいかな。
右側には外部からの面接者の控えやら。
全体が分かる。監視しやすいように5棟に拡がる。
講堂。
講堂からの眺め
監視台から5つの廊下が見渡せる
独房
木の分厚い板。
屋根が美しい
優美さすら感じる。
雑居房。戸の中はトイレ。
作業所。ここで仕事を覚えていく。
風呂場
二階を眺める
江戸時代の牢屋
赤れんがは全て重要文化財
整地され、ホテルに変わる。
内側から正門を見る。
殉職された職員の石碑
あまりに美しい刑務所だった。西洋並みに人権に配慮していることを意識したここにホテルが出来上がるのが2022年とのこと。