5月18日は、『観光のひろば』現地研修だった。

南海電車高野線なんば発橋本市行き。土曜日10時台の急行に乗車。車内はガラガラに驚く。

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「天見」駅を下車。

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天見駅すぐそばに「南天苑」はある。


東京駅などを建築した辰野金吾氏の作品である南天苑は堺大潮にあった「潮湯家族湯」を1935年にそのまま移築。堺を歩いた時にその歴史は聞いていたので、驚く。

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国の有形文化財に登録され、維持保存にいかにご苦労されているかは女将の山崎さんの言葉から伺える。

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何といっても驚くのは外国人がこの旅館を目的として滞在していること。韓国人にまずは火がつき、世界90カ国から来られている。

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外国人は鎧兜を見るだけでも興奮するだろう。
由緒やその歴史をお聞きする。

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ハラル認証こそ取れていないが、ヴィーガンやベジタリアンには対応されている。


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コロナ以降は、周辺を自転車で回ったり、歩いたり。自然を楽しむ方が増えたそうだ。

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素敵な建物。

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離れに移動。



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外国人で風呂に入らなかったりするので、一棟貸しを設けたそうだ。

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その後、「南天苑」女将の山崎さんの案内で田舎道を歩くこと約10分。気持ちの良い木々のトンネルを通り抜けるような涼しさ。

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素敵な古民家レストラン「山川草膳 九右衛門」。


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安土桃山時代創建の古民家を買って欲しいと言われた山崎さんご夫婦。


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市街地調整地域であり、建築基準法の壁あり、保健所の制約ありの中、何とかレストランとしての活用にこぎついたそうだ。


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ビールを注文。

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地域の食材を活用した意外なメニューばかりで大いに食事を楽しんだ。


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これで終わりかと思っていたら鹿肉の料理。


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締めのご飯もの。


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デザートまで、創作料理で美味しかった。お品書きがあれば説明できたのだが。

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食後、女将の講演をお聞きすること。所要時間は40分。

天見地域だけでなく、河内長野市の人口減少を解消するために尽力されていることをお聞きすることができ参加して良かった。